★ＡＣＴ９★　高橋克彦先生公認ファンサイト

長い間、サイト運営お疲れ様でした。
２０年も経つんですね。

コロナ禍が一刻も早く終息して
またお奉行さまと一緒に
センセーのイベントに行ったり
ゆかりの土地を巡ったり
できたらいいなあと夢見ています。

お奉行様もお体を大切になさって下さい。

２００１年５月に立ち上げた個人サイトが気が付けば今年の５月で２０年という節目にあるのですが
利用していたソフトが古すぎて使えなくなってしまい更新出来ないまま数年以上放置してしまいました…

広告ばかりが悪目立ちする様になったのでこの時期を持って閉鎖させて頂く事を決めました。
長きに渡り高橋先生ＦＡＮの皆様に支えて頂き、本当にありがとうございました！
閉鎖＝ＦＡＮを辞める訳ではございませんのでご安心下さいませ♪(*´∀｀)ノ

３月末を持って閉鎖させて頂きますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます！


まだまだ『新型コロナ』という長いトンネルから抜けられそうもありませんね。
高橋先生、皆様もどうぞご自愛下さいませ♪(b'囚`*)

ＢＳフジのBSフジサスペンス劇場で「塔馬教授の天才推理」が再放送されるようです。
ＢＳなので視聴できる方が限られるかもしれませんが、観られる方はぜひ。

1月28日(木)12:00〜13:58『塔馬教授の天才推理1　隠岐島の黄金伝説殺人事件』
https://www.bsfuji.tv/toumakyoujyu/pub/index.html

2月4日(木)12:00〜13:58『塔馬教授の天才推理2　湯殿山麓ミイラ伝説殺人事件』
https://www.bsfuji.tv/toumakyoujyu2/pub/index.html

> 11日（月）も要チェックでしょうか？
> ３もあるかな？

11日は別のドラマでしたね。
残念。

貴重な情報をありがとうございます。

そういえば、先日たまたま観ていた
コウノドリの再放送で、
佐々木蔵之介氏と隠岐の組み合わせを見て
ドラマを思い出していたところでした。


＜午後の名作ドラマ劇場＞って、
月〜金なんですね。
ということは、
11日（月）も要チェックでしょうか？
３もあるかな？

ＢＳフジの午後の名作ドラマ劇場で「塔馬教授の天才推理」が再放送されるようです。
ＢＳなので視聴できる方が限られるかもしれませんが、観られる方はぜひ。

5月7日(木)17:00〜19:00『塔馬教授の天才推理1　隠岐島の黄金伝説殺人事件』
https://www.bsfuji.tv/toumakyoujyu/pub/index.html

5月8日(金)17:00〜19:00『塔馬教授の天才推理2　湯殿山麓ミイラ伝説殺人事件』
https://www.bsfuji.tv/toumakyoujyu2/pub/index.html

高橋せんせー
お誕生日おめでとうございます。
この一年、健やかにお過ごしになられますようお祈りしています。
盛岡行ったら、焼肉ごちそうしてください♪

怜より愛をこめて♪

寒さが増していく時季に嬉しいお知らせです♪
しかしまだいただいてない賞があったとは…

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このたび
こういう表彰を１１月３日に受けることとなりました。

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頂いた画像ファイルは↓にアップしました。

http://u0u0.net/GIQS


おめでとうございます。


↓盛岡市のＨＰです。

http://www.city.morioka.iwate.jp/shisei/machizukuri/seisakuinfo/1021192.html

（写真でも「読了」でいいんだろうか？）


あったか〜い、ご本でした。

センセーの愛情があふれているのは、
もう息が苦しくなるほどですが
さらに
編集の加藤淳さんと
装幀の芦澤さんの
センセーに対する愛情も
もう、これでもかってくらい、ひしひしと。。。

カバーの地模様が素敵ですね〜


センセーがこの本を作るに当たって写真をお選びになるのに
何度か涙ぐまれたんだろうなと
お気持ちを察すると言葉がありませんが・・・
私も「運命」を祈ることにします。

半年ほど前に忽然と投稿させて頂いた者です。
念願でありました東北行を来る４月２９日より２泊３日で計画致しました。
まず目指すは迷ケ平。そこでしばらくはボーっとしていようかと思っております。
それからは気の赴くままにですが、キリストの墓やピラミッド、十和利山…と行きたい場所はあるのですが、果たして実行出来るかは、くたびれだした我が膝次第です。
気ままに行ってまいります。

※ネタバレありやす


真っ先に頭に浮かんだのは

星丸もじーちゃんになったか＜しみじみ(*^^)＞


作品には出てきませんが
鎮圧のため都から小野春風が派遣されてきた時伴っていたのが田村麻呂の曾孫の好蔭だったそうで
さり気にシンクロしているのかなと妄想しておりました(;^ω^)

馴染み深い場所や地名がごっちゃり出てきて
ドキドキとワクワクの交互攻撃に終始晒されてましたけれど
焼山での待ち伏せの場面は思わず吹き出しそうに…
いや、それ、ちょっと、
近すぎでしょ？
目と鼻の先にも程度ってものが(;'∀')


それぞれのエピソードは切なく痛く、読んでいて辛い所も勿論ありますが
読み終わった時の感動は不思議と静かな、でも潮が満ちてくるような。
ひと言では表わせられない大きなものでした。



このほど続日本百名城が発表されまして
舞台のひとつとなった秋田城も九戸城とともに選ばれました。
全くの偶然ではありましょうけれど、タイミング良すぎな感があります(^^♪

わ、私ですか？^^;

こちらでは圧倒的に姉貴の方が勢力強いので自覚ないですが(笑)



これから読むので展開が楽しみです♪

感想その１（その２があるかどうか未定ｗ）

以下、ネタバレあり

















http://www.k2.dion.ne.jp/~tokiwa/keifu/keifu-abe-tsuchimikado.html

と、とりあえず・・・
真っ先に頭に浮かんだのは

スサノオさんが、
奥州藤原氏のご先祖様になる話ってことで？？？（爆）

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=321601000716

↑
角川書店のＨＰです

Amazonでも予約注文ができますが
10月 25日にBOOK☆WALKERで電子書籍が配信されるので
常に持ち歩くというのも良さそうです。

これって、カドカワの方としては「古典名著復刻」というスタンスではなく、あくまでも浮世絵の入門書として売るつもりで企画したんだろうから、逆に言うなら浮世絵の研究が４０年の間にさほど進歩を遂げていないということにもなるんだろうね。
私も近頃はすっかりその世界から遠ざかっているとは言うものの、画期的な研究書が出ればもちろん目を通すはずなのに、なんだか作品だけを優先した安易な画集しか思いつかない。
歌麿や北斎に関する新しい解釈も発表されていない。
浮世絵協会の機関誌には結構な労作がときどき見られるけど、あまりにも狭い世界への言及で一般読者にはなにがなにやらという感じ。
もちろん浮世絵は絵画なんだから小難しい解説より絵が優先されるのは当然、と思うし、現在の浮世絵ブームは国芳の奇抜なアイデアとか春画への関心で支えられているわけなので、画集中心となるのも仕方ないことだろう。
しかし、一度は真剣に浮世絵研究者の道を志した私にすれば、やっぱりおかしいとしか言えない。
たとえ自分の本であろうと、四十年も前の記述がそのまま通用するなんてのは、ある意味呆れ返るくらい情けない話です。
研究が進まないのには資料の足りなさがもちろん大きい。
けれどもし自分がまだ研究者であったら、別のアプローチで浮世絵の面白さを伝えることを模索し続けたのではないかと思う。
変な話だけど私はこの本の再刊に若い研究者たちが腹を立てて、奮起してくれることをどこかで願っている。
報われることの少ない研究に全身全霊を傾けている研究者は必ず居るはずだ。

１０月２５日にカドカワ文庫で発売されます。
学芸書なので一般書籍の棚とは別かも。

しかし、四十年も前のものがふたたび文庫になるなんて、私としてはもちろん大感激ではあるけど、採算的にはどうなのかなー、と実は思っていました。
けれどよくよく考えてみると四十年前は国芳ってだれ？　という時代でしかなかったし、物書きとなってこの本が文庫化されたときも、写楽ブームは起きていたけど浮世絵全般に対する関心はと言えば、決してそうではなかった。
展示会が大混雑になるほどの現在の尋常ならざる若者たちの浮世絵人気を思うと、この本、ひょっとしたら売れるかも知れないね。

文庫の形態でオールカラーの事典なんて他に一冊もない。マール社で似たようなものを出しているが、あちらは単なる有名作品のミニ画集。
そうと気がついていればあちこちに捕捉や訂正を入れて新版にすべきだったかも、と今は多少悔やんでいるが、赤旗の連載で大苦戦の最中だったから仕方ない。
もっとも、元の白黒図版では差し支えなかったのに、カラー図版にすると退色やどぎつさが目立って、やむなく別の絵に差し替えたものが十点近くある。
その解説は新たに書き起こしたので、結構な改訂版と言えるかも知れない。
四十年前の文章と極端に異なる文体では違和感があるだろうと心配したけど、書いてみたらまったくと言っていいくらい変わりがなかった。
私に少しも進歩がなかった、ということです。
これにはさすがに、なんだかなー、という複雑さを覚えた。

なんだかんだで私にとっては大事な本に仕上がりました。
いつもは書かないけど、親戚や知人の皆さんにお勧めください。

先生がいらっしゃったからこそ、の文士劇。

盛岡の風物詩として定着し
先生がお出にならなくても文士劇が続いていくのも
先生のおかげ
なのですよね。

東京公演でお会いできるかな〜と楽しみにしておりました。
寂しいです・・・

今まで楽しませて頂きましてありがとうございます。


それよりも、先生の体調が気になります。
くれぐれもご自愛ください。

高橋先生、長い間「復活盛岡文士劇」を支え、文士劇ファンの皆様を楽しませていただき有難うございました。
先生が居られたからこそ、盛岡文士劇が復活し、盛岡市民の皆様の支持を受けて来られてきたのだと思います。

私は、復活第四回盛岡文士劇「土屋主税」からですが、色々な方のお力を借りたり、強運を発揮したりして
先生の晴れ姿を拝見し、温かな盛岡の方々に出会うのを楽しみに、年末の盛岡詣でを年末の恒例行事に
しておりました。

でも、今回は優先で落選し、長らくお世話になった方に不幸があったり、何となく観に行けない雰囲気になって
おりまして、先生が出られないと伺いまして、ストンと腑に落ちた気がします。

すでに盛岡文士劇ファンではございますが、今年の観劇は諦めまして劇の成功を祈りたいを思います。

先生、まずはご自分を大切にしてお身体を大切にして下さい。
先生がお元気でいてくださることが一番です。

決して真面目に通ったとは言えないですが、
ひとつひとつがとても思い出深く感じられます。
改めてお礼申し上げます。

東京公演ぜひ拝見したいですけど…取れるかどうか(((^^;)

今日が顔合わせの日で正式なスタートとなったので、もう明かしても大丈夫でしょう。
私は今年から出演を辞退することにしました。
肝心要の東京公演に私の都合でどうしても出られなくなり、東京では代役を立てることで了解を得ていたのですが、顔合わせの日時が迫るにつれ、なんだかそれだとせっかくの東京公演を楽しみにしてくれていた方たちに申し訳ないという気持ちとなり、最初から出なければなにも問題ないという結論に達しました。
むろん私の体調不良も大きな要因となっています。
本番までの二十五回近い稽古にいったいどれだけ参加できるか。
芝居は全員でやるものなので、一人欠けてもその日の稽古が半端になります。
今の状態ではどこまで頑張れるか正直自信を失っていました。
辞退して本当に悩みから解放された気分。
これまで連続して２１回も出演してきたのだからなんの悔いもありません。
本当はなにも語らず消え去るのみ、と決めていたのだけれど、うりこ君がチケットの手配に難儀した末に駄目だったと記しているのを見て、もしかしたら私の出演を楽しみにしてくれている人が多くいるかも知れないと思い至りました。
申し訳ない。
この場を借りて長年に亘り文士劇を応援してくださった皆様にお礼とお詫びを申し上げます。
ちなみに東京公演は盛岡よりチケットの入手が楽そうなのでなにとぞよろしく。

高橋克彦先生、はじめまして。
私は東京都在住の秋田出身の者で、
ペンネーム太宰府 治虫と申します。
年齢は30代半ばですが、先生の浮世絵本、
竜の柩や炎立つなどに感銘を受けました。

先生の「楽園にようこそ」読みました。
葛飾北斎と高井鴻山の時代小説については、
今は、どうお考えでしょうか？
私はこの時代小説に不思議と心が惹かれました。
この本の中で、小布施に滞在して構想したいが
遠くてなかなか難しいとありました。

では、小布施の前に、北斎が生涯生きた
江戸東京に滞在してみてはいかがでしょうか？
北斎が、生まれて生活して死んだ場所は、
主に今の墨田区と台東区ですよね。
ぜひ、江戸時代に本所といわれた両国や錦糸町
で創作イメージを高めるのはいかがでしょうか。
江戸から小布施に行ったり来たりもよろしいかと。
また、北斎の出生地である墨田区亀沢に、
2016年11月22日に、すみだ北斎美術館という
施設がオープンするのです！

北斎と鴻山の縁の地を、もう一度、訪れてみるのは
いかがでしょうか？もちろん体調が回復してからです！
本所周辺には、北斎や国芳など多くの浮世絵師の魂を
感じられるモノがあると思います。

先生、ご検討のほどよろしくお願い致します。

まずは先生のお書きになりたいものを書かれるのが一番だと思います。

書きたくないと書き手に思われていのに書かれる物語は可哀想ですし、
熱量が違うのは読み手にも伝わってしまうと思います。

休養前に総門谷の完結を無理にお願いしてしまったのも申し訳なく思っています。
長年読み続けてきた物語がどういう風な世界になっていくのか、と読者としては
気になって、楽しみにしてきたので、ついつい前のめりになってしまいました。

また作品が終わってしまっても、それで終わりではないと思います。
本のページを開けば、いつでもそこにキャラクターも物語も生きています。

書き手と読み手では全くとらえ方が違うので、読み手としての気持ちしか
お伝えできないのですが、先生の紡がれる物語を楽しみに待っている読者はたくさんいます。

まずは体調を万全にして、先生のお書きになりたい物語を紡いで下さい。

蒼夜叉は私が一番初めに読んだ思い入れの強い作品です。
剣が新しい謎に取り組むときいて、私もとてもワクワクしています。
こんどはどんな院に逢えるのかも楽しみにしています。

う〜ん。
なかなか自分の考えがまとまらなくてＲｅｓできませんでしたが・・・

まずは、センセーがお書きになりたいものを、というのが一番です。
それが「いまのところ」ないのであれば、ゆっくり養生なさって頂きたいし
崇徳院と剣を、というのであれば、ワクワクして待っています。

ファンは、無理に完結を望んでいる訳ではないのではないかなぁと思いますが。

ただ、Ｒの場合、「〜篇」というのをあらかじめお聞きしていたため
それがすべて揃えば、パズルのように別の世界が見えてきたり、壮大な伏線が回収されたりして
最初から全シリーズ通読すると違った解釈になったりするのかと
そんなふうに勝手に期待していた部分もあったので・・・

一時期、お仕事をお休みされる直前だったか？
Ｒの完結を無理にお願いしてしまったかと
反省しています。

完結してしまうと寂しくおなりになるというのは・・・
センセーはそういう風にお感じになられるんですね〜
目から鱗でした。

『総門谷』出版が１９８５年。
私も２０代でしたな　(;^_^A
あれから３０年・・・
でも、「ポーの一族」の４０年ぶり新作の掲載誌が、異例の重版なんてニュースもありましたしねぇ。
３０年でも４０年たってもファンはそのままで、
昔、買えなかった本でも、買う財力がついたかも知れませんよね！？

結局とりとめのないＲｅｓですみません。

崇徳院と剣に会えるのは、今から楽しみですが
今度はどんな崇徳院なのか、ちと怖くもあります　|д゜)
老若男女？動物？人外？？？

センセーご体調が優れないとの事
ご無理なさらないで下さいませ。

でも、崇徳院と剣杏之介に会えるのは、嬉し〜い。楽しみです。

センセーの史実と虚実が分からなくなる世界感に浸り続けられるのは、幸せです。

センセーの作品に出会った時は、20代だったのに・・・
もうすぐ５０代・・・

センセーの作品に出会えて、良かった。
センセーは、私の人生を楽しくして下さった大恩人です。

浮世絵シリーズは、私のバイブルになってます！
山形の山寺で、号泣。
天童で、津田さんの紀要を見つけた時のドキドキ・・・
センセーの作品に出会っていなかったら、この感動はありません。

息子も浮世絵好きに成長し生意気にも「国芳」が一番好き！と
部屋には、国芳の猫に金魚に髑髏が・・・

竜の柩で、民俗学を貪り、神社や教会めぐりが本当に楽しくなりました。

私にとって、目吉さんとの出会いは、衝撃です。
ずーっとずーっと目吉さんの活躍を読み続けていたかったです。

でも、目吉センセーは、消えても存在は消えていない（変な日本語だ・・）

目吉センセーを見つける事の出来る楽しみをいただき、ありがとうございます。
タイムリーにも図書館で見つけました！


今月の「月刊みんぱく」　
http://www.minpaku.ac.jp/museum/showcase/bookbite/gekkan


崇徳院と剣杏之介の活躍楽しみにしております。
くれぐれも、ご無理なさらず、ご自愛くださいませ。

10月７日の発売と決まったそうです。
朝日文庫刊です。
よろしく。

おはようございます。早速の返信ありがとうございます。
そうですか。私は先生の本でしか情報がないものですから、一方的な思い込みしかありませんでしたね。
確かに、先生のご紹介等で遺跡は有名になってしまって、観光地化されているのでしょうね。
今一度読み直して（実際に先生の本はネットで確認できる限りは購入＝ほとんどアマゾンの中古本で先生の印税には寄与していなく申し訳ありません。資金がないもので＝して、それを今は歌麿のシリーズから読み返し、もうすぐ「龍の柩」を読み終えるところです）、行けそうな場所を探してみたいと思います。
教えて頂いた神社も念頭に置きます。
気まぐれですみませんが、時折投稿させて頂きます。
こちらこそどうぞよろしくお願いします。

追伸
返信の仕方がよくわからなかったのですが、これでよろしいのでしょうか？

ならないと思われる物語はなんですか、と最近しばしば担当編集者から問われる。
あまりに私の体調が不安定で、それを理由に新連載の依頼や継続中の物語の休載を頼むことが多いので、編集者の方も「それならどんな物語なら書きたいのか」と質してくるんだろうね。
好きに書けるものならあるいは気分も乗る、と考えるんだろう。

「なにもない」と私はたいてい即座に応じてきた。
三十年以上もこの仕事を続けて、もはや存分に書いたという気持ちがある。
無理に物語を自分の中から引き出したとして、それは決して「書きたい」物語と言えない。

確かに完結していない物語もあり、読み続けてくださってきた読者に対する責任というものを考えないわけでもないが、それで大喜びしてくれる読者は果たしてこの世に何人居るんだろうと思うと、正直心が萎える。
私の場合、シリーズと言っても連載が長期間に及ぶため、どんどん読者が離れていっている気がする。
たとえば総門谷Ｒの完結を心底待ちわびている読者がどれだけいるだろう。
たぶん千人も居ない。
その千人のために全身全霊を傾けて完結させるのが作者の責任という考え方もできるが、申し訳ないが私には千人のために命を削って取り組む気力も体力もなくなりつつある。
それよりは一万人が読んでくれそうな新しい物語に取り組む方がまだ頑張れる。
これは印税の問題なんかじゃなく、物書きの性なんだね。
読んでくれそうにない物語を書き続ける情熱は薄れている。

それに人間は仕事途中で亡くなることが多いわけだし、未完も特別珍しいことじゃない。
どころか人生ってだれしもが「現在」は未完の状態なんですよ。
それに気付いたら途端にこちらも気が楽になって完結へのこだわりがなくなった。
むしろ完結させての満足より、その主人公たちと会えなくなる寂しさの方が大きい。
「ドールズ」で味わったことです。
読者には申し訳ないけれど、私は死ぬまで目吉を側に置いていたかったと今になって後悔している。

と、ここまではつい先日までの私の偽らざる気持ちであったんだが、最近ちょっとした事情があって「竜の柩」から始まり、私の書いてきたＳＦ伝奇をすべて読み返す必要に駆られた。
大概が何十年ぶりかに精読するもので、自分ながら圧倒されてしまった。
こんなに深くて凄いことを書いていたんだなー、と驚いたしだい。
こういう作品が今読まれなくなっているのは決して私の責任じゃなく読者の未熟さの方にあるね。

ま。それはともかく「蒼夜叉」と「降魔王」を読み返し、本当に何十年ぶりかにこの続編が書きたくなった。
崇徳院と剣杏之介にもっと不可解な謎に取り組ませたい、と夢想した次第。
目吉なき今、私にとっての友人はこの二人しか居なくなった、という感じ。
完四郎とかおこうたちは少し分別がつきすぎてきたので破天荒な物語世界に踏み込ませられなくなっている。
もちろん弓削是雄は居るわけだけど時間と舞台が制限されている。
崇徳院と剣ならある意味なんでもありで、こちらもわくわくできそうだ。
水壁が完結したら早い時期にどこかの雑誌ではじめようかと思っている。
ひさしぶりに気持ちが高揚しております。

浮世絵ファンにもセンセーファンにも嬉しい、新装フルカラー版とは！　おめでとうございます。
まえがきが読めるのも嬉しいです。

『浮世絵鑑賞事典』というと、『幻日』を読んで感動したりちょっと切なくなったりしたのを思い出してしまします。
未読の方は是非あわせてお読みください。


体調が思わしくないとのこと。
出版ラッシュは嬉しいのですが、くれぐれもご自愛くださいませ。

はじめまして。
シャルケヌ＠製作者　です。

ゆかりの地も
２０数年前と今ではかなり雰囲気が変わってしまって・・・
大湯のストーンサークルは、整備されすぎてて驚きましたし、
今の状態を知らないと、なかなかおすすめも難しいです。

神社だったら、年月が経っても変わらないでしょうか？
丹内山神社とか、山王坊日吉神社とか？


未知＝宇宙人だとすると、
そんな情報があったら私も知りたいというか・・・
小心者なので全力でそこに近づかないようにするというか・・・（＾＾；）

東北は魅力的な場所がたくさんありますので
ぜひ何度も巡って下さい。
そして、もしも「遭遇」されたら、
こっそり？ここで場所を教えて下さいませ。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。