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投稿日 2015/08/17(Mon) 14:30
投稿者 高橋 克彦

体調が悪くて皆さんのメッセージやらにも満足に応じられない状況が続いていましたが、少し涼しくなってきたのもあるのか調子が上向きになりつつあるような気がします。
ま、しかし私の病名は神経不安症とされているので、上向きになりつつある、というのですら心がそう思い込んでいるだけのことやも知れず、安心はできません。

そういう状態に関わらず今度の10月中旬から赤旗の日曜版で蝦夷の物語を連載することになっていて、気を引き締めないといかんなー、と自分に言い聞かせております。
今度の話はアテルイの斬首からおよそ75年後に秋田で勃発した元慶の乱。
相変わらず朝廷側の資料に多くの欠落が見られ、謎に包まれた蝦夷の蜂起ですが、ひさしぶりに蝦夷に正面から向き合う作品となりそうなので自分でも楽しみ。

赤旗の日曜版は発行部数がなんと100万部ということで、それが連載を決心した一番の理由です。
一人でも多くの人に蝦夷のことを知って貰いたいのが私の願いであります。
日曜版は赤旗本紙とは関係なしに、それだけを定期購読している人が何十万人も居るそうなので、単行本になるのを待つのがもどかしい人はぜひ。

そして11月には文春文庫で、これまで雑誌掲載のままだったり、各種のアンソロジーにのみ収録されていただけの作品を集めたオリジナル短編集が刊行されます。

目玉は、20年ほど前に野性時代で連載をはじめながら、雑誌の休刊によって中断を余儀なくされてしまった「日本繚覧」の第一話200枚がようやく陽の目を浴びることになることでしょう。
第二話の途中で雑誌が休刊となったので、これまでは本にできなかった作品です。

さらにまだ未定の企画がいくつかあり、今後はのんびりとしては居られなくなりそうで、正直不安でもあるのですが、頑張るしかなさそうだねー。

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