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円覚寺


結有さまでした!
集合している時に
目印に掲げて下さったものです。

口を開けた横向きの虎に
見えますでしょ?

鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の大本山。山号は瑞鹿山。
北条時宗が弘安の役直後の1281年(弘安4)に追善のために建て、翌年無学祖元を開山に迎えて開堂の法要を営んだ。
中国の径山を模した左右対称の宋風の伽藍配置で、本尊は盧遮那仏。
83年、時宗は幕府の祈願所とし、富田荘(愛知県)と亀山郷(千葉県)の土地を寄進している。
時宗は死後、境内の仏日庵に葬られ、次の執権貞時の廟所無畏堂も仏日庵に設けられて北条氏の私寺的性格を強めたが、一方、1308年(延慶1)定額寺となり官寺の列にも加えられている。
鎌倉時代を通じて所領の寄進が相次ぎ、隆盛を極めた。
1283‐84年ごろには舎利殿が建てられ、1301年(正安3)には物部国光作の大きさ鎌倉一の梵鐘が鋳造されるなど、諸伽藍も整えられ、鎌倉末期には250〜350人もの僧侶がいたほど繁栄した。
夏目漱石も参禅したことがあり小説『門』の舞台でもある。